おっくんの勝手に書かせてちょーだいっ



その10 (17/05/28)

学生のときは毎日のように合唱を楽しんでいたけど、仕事を始めて、なかなか以前のようには時間が取れない。きっとみなさん同じですよね。エンメでは指揮者もやらせていただいているので、合唱表現の本を読んだり、音楽番組や指揮法のDVD教材を見たりするけど、やっぱり、ときどきライブでインプットする機会が欲しくなる。

ここ数年は、石丸先生に教えていただいた国立音大の社会人向け合唱講座に参加している。作曲者を講師として迎えるので、作品が作られたときの背景や考えを、直接質問できる。(僕が参加したのは、新実徳英先生、大中恵先生、なかにしあかね先生、信長貴富先生の回。休み時間にはサイン待ちの行列ができる。僕はそんなことしないけど!)

参加者は女声90人、男声が10人くらいで、男声が少ないなーと思っていたら、今年のカリキュラムは、とうとう女声合唱限定で、男声はファルセットでアルトパート参加が条件となってしまい、今回はパスすることに。

そんな折、合唱連盟のコーラスワークショップが横浜で、県立音楽堂で開催されるのを知り、五月連休の3日間にフル参加した。指揮者の先生方(清水敬一先生、雨森文也先生、武田雅博先生ほか)の熱いレッスンにのせられて、参加者の若々しい歌声に癒されて、ちょー楽しかった。

今年のNコンの高校課題曲、あれ最高だよね、泣けちゃうよねー、と連休明けに会社で話していたら、実はあの曲の模範演奏ビデオで私の息子が歌ってます、という人が現われて、またびっくり。コアな人に超人気のあの合唱団ですかー。右のほうですか左のほうですか??一番チャラそうなやつです。。などと、盛り上がりました。終わり。


その9 (15/07/29)

まいちゃん(小二)が、「どうしよう、まいちゃん両想いになっちゃった。」というので、えー!という驚きを隠しつつ、どういうことか話しを聞いてみた。すると、以前はA君のことがすきだったが、このごろはB君ともよく遊ぶようになり、同時に二人のことをすきになってしまい、そのことを「両想い」と間違えて表現していた、と判明。あー、びっくりした。10年早い、いや、すきな男の子の一人や二人いてもおかしくない年頃ではある(父は寛容だ^^;)が、あー、びっくりした。

よーだい(中二)、たいせー(高一)が、幼稚園時代の友だちC君の家に遊びに行ったときのこと。後で聞いたのだが、C君のお母さんが、「彼女いるの?」と聞くと、よーだいは「いるよ」と即答。C君のお母さん曰く、「よーだい、見栄張ったな(^^;;)」一方、たいせーは「いないよ」との答え。しかし、たいせーは、このごろ夜遅くまでLineばっかりやっていて、あやしい。しかも、たいせーのiPod touchがスリープに入る直前の画面が、たいせーと誰かのツーショットのようだ、との妻の証言もあり、ますますあやしい。いろいろ知りたいのはヤマヤマなのだが、きっと機嫌悪くするよねー、と妻と意見一致し、聞かないでいる。(でも聞きたい。。)

今回は(も?)コーラスとまったく関係無いトピックですみません。兄二人はサッカー漬けの毎日だけど、クラス対抗の合唱コンクールは盛り上がっていたようで、貸してあげたICレコーダの練習風景を聴いてみると、たわいもないおしゃべりと笑いとが詰まっていて、まるでどこかの合唱団に似ていて、とても元気がでました。(これは録音消し忘れたのを聴いただけだから、怒られないよね。)


その8 (12/11/03)

今日ジャズコンサートに行ってきた。というと、まるでジャズに通じているようだがそんなことはなく、子供が楽しめるようにアレンジしたジャズバンドのコンサートに、親子3人で行ってきた。題名は”KIDS JAZZ”。主催は”横浜きたおやこ劇場”。おやこ劇場は演劇鑑賞サークルみたいなもので、3ヶ月に一度くらいの頻度で子供向けの演劇や音楽などを鑑賞していて、今回はジャズバンドを呼んでいたので、これは面白いかもと思い参加。

A列車で行こう”、”ムーンライトセレナーデ”などの聴きなじみのある曲から始まり、サックス・ドラム・ベース・ピアノの楽器紹介、紅葉(あーきのゆーうーひーに)を主題にロックやサンバなどのリズム解説があり、ジャズ素人のお父さんお母さんにも理解できる大変楽しめる内容。ただ、子供にはどうかな…と思っていたところで、歌のお姉さんが登場。ジャズにアレンジした”森のクマさん”、”がけの上のポニョ”、”星に願いを”を歌い、一気に子供たちの気持ちをつかんでいった。

歌のお姉さんはスキャットを会場のみんなにレクチャー。”デュワデュワデュワ”のフレーズを、お父さん、お母さん、子供たちに順番に歌わせて、それができるようになったら、バンドの演奏に参加させる構成。なんとなく、本格的なジャズを一緒に演奏できている気分に。終盤にはフラメンコの要素も入ったノリノリの曲で、周りを見渡すと大人よりも子供たちがスイングしまくりの状況。子供は素直でいいなあ。大人は恥じらいがあってダメだね。音楽するときはもっと自分を解放しないとね。(といいつつ自分にはやっぱり恥じらいがあったかも。。。)


その7 (10/08/03)

実は最近、ドジョウを飼っている。娘が入っている子供サークルで、ドジョウつかみ取り体験があり、そのうち5匹を持ち帰った。大きさは810cmくらい。行く前は、捕まえたドジョウは返してこようと思っていたが、子供たち3人がどうしてもと言うし、妻が小さなプラケースを持ってきていたので、しぶしぶ連れて帰ることにした。

でもまあどうせ飼うなら、ということで、その日のうちに近所の金魚屋(野本養魚場、上大岡では有名)に行って、中くらいの水槽(7リットル)、小石、エサ(乾燥イトミミズ)を買い、余っていた植木鉢を半分沈めて、放してやった。名前もついた。大きい順から、ドジョキング、ドジョラン、ドジョリーノ、ドジョリーナ、ドジョリコビッチ。家族が増えて、住み処もできて、子供は大喜び。やれやれ。

ところが数日後、ドジョリコビッチの様子が変なことに気づいた。まっすぐ泳げず、ずっとぐるぐると回転している。どうやら、小石に潜るときにお腹を怪我したらしい。これは大変だ、ということで、今度は田砂(水田の泥を洗って細かい砂だけを取り出したもの)を買って来て、水草(アナカリス)も敷いてやり、環境を改善。すると数日後、ドジョリコビッチは無事に回復し、水槽から飛び出すほど元気になった。良かった、良かった。

今ではすっかり、毎朝のエサやりが楽しみになっている。ドジョウは隠れるのが好きなようで、よく砂に潜ったり、レンガの底穴から顔だけ出したりしている。目はまん丸で、髭面で口をパクパクさせて、表情は無いが、なんだか見ているだけで癒される。みんなも飼ってみればわかるよ。次のコラム書く頃までは、生きていてくれるかな。


その6 (07/04/28)

先日、家族四人でハワイ・ワイキキビーチに行った。前回ハワイに行ったのは十年前の結婚式で、両親に加えて親族を十何人か連れて行った。今回は結婚十周年の記念旅行で、親戚はいないけど、代わりに息子二人を連れて。ハワイはリピーターが多いと聞くけれど、やっぱりいいね。どこまでも続く青い空、白い砂、輝く太陽、輝く笑顔。住人がみんな樽のような体型になっちゃうのは仕方ないね。

今回も観光コースは前回とほとんど同じで、まずは潜水艦。海に潜って、ニモに出てくるようないろんな種類の魚を見つけるのが楽しい。「ハワイアンオジサン」なんていうのもいて、子供はその名前にバカうけ。体を動かしたくなったらダイヤモンドヘッド。1時間くらいかけて頂上まで登って、そこから眺める景色は、また本当に果ての無い青い海。その青にも、数え切れないくらい、いろんな青があるんだよね。

それ以外のほとんどの時間は、ビーチ・プール・ジャグジーでゴロゴロ。ビーチのすぐ近くのホテルに泊まっていたので、水着・サンダルのままビーチに出かけて、疲れたらホテルのジャグジーに戻って他のお客さんとゆるーい会話をして、のぼせてきたらまたビーチ、の繰り返し。うーん、まさにリゾート。

帰国日が近くなると、家族から、もう23日延ばしちゃおうよ!と攻撃を受けるはめに。でもお父さんには仕事があるのだ。だから予定通り帰らなければいけないのだ。(実は予算の関係も少々。。)あ、そうそう、今回ちょっと驚いたのは、飛行機の追加燃料代。そ、そんな!というくらい取られるので、近く旅行される方は覚悟が必要。ああ、でもまた行きたいな。次は20周年かな、それとも子供の結婚式だったりして。


その5 (04/03/01)

我が家の長男(大世)4歳になり、携帯メールを使うようになった。"お母さんに使い方を教わったらしい。平仮名ばかりで句読点の無いメールを、平日の夜、会社に届けてくれる。会議が続いてストレスが溜まっている時には、彼がくれたメールを読むと肩に入っていた力が抜け、ゆっくりお茶でも飲もうかという気になる。

つい先日までは、彼のメール友達は僕だけだと思っていたが、実はそうでは無いことを知った。相手は4月から通っている幼稚園の同級生のお友達である。そこではお母さん同士の交流が盛んで、日常的に携帯メールで連絡を取りあっている。つまり、園児たちは、お母さんの携帯電話を通して、メッセージを交換することができるわけだ。

ある日、大世が風邪をひいて幼稚園を休んだ。その夕方に、友達の女の子(仮名:ななさちゃん)から携帯メールが届いた。ななさちゃんがにっこり笑った写真に、早く元気になってね、という言葉が埋め込まれていた。これを読んだ大世は、えへへ、と大喜び。さっそく返事を書き始めた。

「たいくんだよななちゃんめいるありがとうまたうちにあそびにきてねまたいっぱいようくんとあそんでねたいせいですそれれわばいばい」

「メール送信!」という掛け声とともに、メッセージは飛んでいった。メッセージ作成中の画面を覗き見ようとしたが隠されてしまい、何が書いてあるのかわからなかったが、送信済みメッセージに
残っていたのを後でこっそり読ませてもらった。(ごめんね、たいくん。)その後も、再びななさちゃんの写メールを眺めて、えへへ。そろそろご飯だよ、と言っても、携帯電話を握りしめソファに転がりながら、えへへ。誰に似たのか、まったく困ったものだ。

この調子だと、将来彼らに携帯電話を持たせたら、電話代が大変な額になってしまう。通話時間やメールのパケット料金を制限するなど、何らかの対策を打たなければならない。子供たちが電話代上限枠の撤廃を訴えてきたときに、彼らを説き伏せることができるように、今のうちから議論の仕方を勉強しておこうかと、まじめに考えている。


 

その4 (02/05/12)

 

大世(211ヶ月)の成長ぶりにびっくりすることがある。先日、陽大(9ヶ月)をあやしていたおばあちゃんが、「かわいいから陽くんを家に持って帰っちゃおうかしら?」と大世に聞いたら、「ダメ。」と答えた。「どうして?」と問い詰められると、「大くんの大事大事だから、ダメ。」と答えた。うーん、なんて良い子に育ったのだろう。彼にとっての「大事」と「大事でない」にどの程度の分解能があるかはわからないが、少なくともお母さんと同じくらい大事に思っているようだ。

 

一方の陽大はハイハイはするが、まだわからんちんで、大世が寝ているのを叩き起こしたり、食事中に大世の椅子を揺らしたりして、怒りを買っている。彼の暴力に手加減は無い。常に全力でぶつかる。9ヶ月にもなるとかなりの力があり、大人でも気をつけないと怪我をする。このような暴力を毎日受けながらも、いざというときには弟を守ろうとする大世の優しさ、は僕には無いかもしれないな。

 

今はかわいいばかりだが、この子たちもやがて反抗期になり、親の言うことを聞かなくなるのだろうな。例えばこうだ。塾に行くからお小遣いをくれと言い出す。小遣いをやると、塾には行かずにゲームセンターに行く。ゲーセンでお金を使い果たすが、電子ライターを使ってただで遊び続ける。やたらとビデオゲームがうまくなり、なかなか家に帰らない。

 

ビデオゲームの中古品が30万円だと聞き、本気で買おうとする。しかし168千円のパソコンで同じことができることに気づく。そしてプログラミングしてゲームを作るようになる。大学は工学部を選ぶ。プログラミングのアルバイトとシミュレーションゲームにはまる。SimCityをやると、あなたはLSI設計者になれると褒められる。そしてそれを職業にしてしまう…。

 

ちなみに僕はビデオゲームを10年来やっていない。PS2も持っていない。ゲームにはまっている人を見るとちょっと白い目で見てしまう。環境が変われば人は変わるものだ。

 


その3 (01/4/1)

先日久しぶりに会ったおじさんと話をしているうちに、最近どんな本を読んでいるのかという話題になった。僕はほとんど本を読まないが、身近な人が薦めているのを聞くと急に読みたくなる。聞いた題名を本屋で探してパラパラっと立ち読みしてつまらなければもう読まない。でもちょっと面白いと感じたらすぐ買う。そして、その本をまるで自力で見つけたかのように、人に推薦してまわるのがいつもの作戦だ。

今回会ったおじさんが読んだのは「混迷の時代に」という本。ソニーの出井さんが10人と対談した内容をまとめたものだ。と言っても、当然僕は読んだことが無い。彼が言うには、内容は大変興味深いのだが、技術的な説明でわからない部分があるらしい。そして続けた。「この本知ってるかな?」。来た。彼は、僕がその本をすでに読んでいることを期待している。きっと質問に答えて欲しいのだろう。ここは期待を裏切っちゃいけないな。「ああ、出井さんのやつですね。はい。」

し、しまった。言ってしまった。読んだことないのに。いつもこうやって苦しむんだよな。。。まあ、いいや。なんとかなるだろう。「ほう、さすがだね。」やばい。どうしよう。。「ええ、まあ。。いや、その、どの部分がわからないのですか?」「特に、孫・マクリーニ氏との対談でわからない言葉があるんだ。」お、かろうじて知ってる名前だ。よし、行けるぞ。「孫さんやマクリーニさんとの対談内容なら、説明できると思います。」「そうか。それではランチでも食べながら教えてもらっていいかな?ご馳走するから。」「そうですね。でしたら次の日曜日にでも改めてやりましょう。楽しみにしています。」

セ、セーフ。なんとかごまかせた。この日の帰り道に、3軒目の本屋でやっとお目当ての本を見つけ、徹夜で読むはめになった。でも実際に読んでみると思いのほか面白い。対談相手は技術屋だけではなくて、指揮者の小澤征爾さんや音楽家の坂本龍一さん、ローマ作家の塩野七生さんなどいろんな分野の人がいて、主催者の出井さんは聞き上手だなあ、と感心した。ともかく、日曜日はホテルでおいしいランチをご馳走してもらい、説明も適当にこなしてほっと一息。あーよかった。やっぱり人は追い詰められると、ちょっとは仕事するよね。

(この物語はフィクションです。)


その2 (99/12/18)

会社の保養所が当たったので、金曜日にお休みをとって那須へ行ってきた。大世にとっては、はじめての旅行だ。おおちゃんにとっても、出産後はじめての旅行だ。

朝早く実家から車を借りて、チャイルドシートを着けて、3人でドライブ。インテグラを運転するのは久しぶりだ。今のインテグラは横長のヘッドライトだけど、1世代前に乗っていたインテグラは丸目だった。2代続けて、銀メタ・皮ハンドル・皮シフト・マニュアル・VTECを選んでいる。かあちゃん(いや、今はおばあちゃんと呼ぶのが正しい)60を過ぎても走り屋で、この車を愛用している。

別所インターから横横に乗って、狩場へ。おっ、今は料金をクレジットカードで払えるんだったな。よしよし、快適だ。そして横浜新道へ。げげっ、有料になったのか。昔はただだったのに。まあ仕方ない。払おう。

坂を下って少し上がって、左車線によって、東京方面へ。ぐるぐるっっと左カーブを回りながら下って合流、っと思ったけど、合流じゃなくなってる。

ソニーの脇を走ってトンネルを抜けて第三京浜へ。この辺は相変わらずだな。第三京浜は広くて平らでとても走りやすい。しかも料金が150円と破格だ。学生のときによく使ってたっけ。あの頃も楽しかったな。料金所を出て環八に突き当たって、右に行くと大学、左に行くと二子玉。。。げげげっ。料金が250円に値上がりしている!なんだよなんだよ。

7ヶ月になった大世は、良くしゃべるようになった。「まんまんまー」「あっぱー」「えーん」「んーぱっ」「あんなー」「あぶー」。子供の成長は、はやい。次の日には新しい言葉を喋っている。


その1 (98/11/7)

お盆休みに広島に行った。両親の田舎が広島なのでお墓参りをしてきたのだが、ついでに宮島にも行って来た。

宮島までは電車とフェリーで行った。広島市内は今でも路面電車が走っている。動き始めるときに音を出すのでチンチン電車と呼ばれる。あやしい名前だ。

フェリーに10分くらい乗ると、海中の鳥居に近づく。なんと、鳥居だけでなく建物も海の中にある。高床式の神社が海に張り出していて、潮が満ちると海上に浮かぶ仕組みだ。潮が引くと鷺がアサリをついばみにくる。なんとも優雅だ。プロデューサーは平清盛らしい。あいつもかなりのやり手だな。

神社の周囲には鹿がたくさんいる。鹿はきらいだ。餌をほしがるだけでなく、ベンチで休んでいても角で顔を刺す。怒ると、きょとんとした眼で見つめられてしまう。油断すると、すぐまたおしりを刺されたりする。こいつもかなりのやり手だ。

宮島には何度も訪れたはずなのに、今回はひどく感動させられた。景色は平安時代から変わっていないはずだから、変わったのは自分だ。何年かしたらまた行こう。次は、平清盛にも、鹿にも勝てるかもしれない。